「求人」という言い方になると、
一般のアルバイトや正社員で想像するものとは「交際クラブの求人」は少し考え方が違います。

男性も女性も新しい「出会いや交際」を目的とし、それを求めて交際クラブに登録します。
実際に登録しただけではお金はもらえず、会員同士のマッチングによって女性に収入が発生します。
単純に出会いを求めている女性は出会いと金銭の両方を得ることが可能です。

紹介回数や満足度によってもランクアップすることもありますし、
一回の紹介に対するマージンが多くなるという仕組みです。
どちらかというと、成果報酬型のアルバイトに近い考え方になります。

交際クラブでは、女性の会員登録に金銭の授受は一切ありません。
店舗側も、女性に関しては「登録してもらうこと」や「紹介してもらう」こと等、全てに置いてお金は関わりません。

店舗や男性会員からすると、女性会員が居なければ始まらないわけですが、
女性を増やす為に登録謝礼を渡したり、指名が入る度に謝礼を渡すような流れについては一切存在しないのです。

風俗やデリヘルではないですし、派遣業でもありませんので、求人といっても雇うという概念はないのです。
また結婚相談所のように、男女相互から利用の為の登録料を頂くものでもありません。

ですので『求人』とはいっても「登録者を求めている」だけであって、収入が関わる求人とは意味が違います。
更に、登録希望者の自主性によってのみ登録募集をしているので、店舗側からの保証などは全く確保できないのです。

逆に、一般社会の求人と同様に、運営企業側への最低限の個人情報の露出は必要となってしまいます。
多くの場合は合否があるものではありませんが、個人情報を必要としますので、若干の勇気と不安はあるでしょう。

『上手く行けば得をする』というメリットを店舗側から提供することができるだけですので、
「求人」という表現の対価として直接的に金銭等を与える図式にはならないのです。

それでも『求人』という表現になることは一般的なので、多くの場面で同じような表現を見る機会が多いでしょう。
※収入目的の女性を増やす為に、他業界のウェブ求人媒体に掲載しているケースも非常に多いです。

「登録するだけでお金が貰える」そういった勘違いだけはしないように注意が必要です。